仙台のセレクトショップ TRUNK

Workers(K&T H MFG Co.)
Lot 802 Slim tapered Jeans wk01

18,000円(税込19,800円)

定価 18,000円(税込19,800円)

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洋服屋として軸となる定番のデニムをずっと探していました。

ある日ネットでWORKERSの舘野さんのブログを見つけて、
ヴィンテージを解体して研究したり、本当マニアックというか、面白い人がいるなとよくブログを拝見していたのです。



その舘野さんがデニムを作るとなって、
なんと、コットン摘みにアメリカの畑まで行っちゃいました。笑

そんなメーカー他にいないですよ。実際、畑の人に「ここまで来たのはお前が初めてだ」って言われたそうです。笑

そのブログを観て、僕はWORKERSを取り扱いたい!と思って動いたのです。
そんな大切なデニム。




その摘みに行った時の話。


まずは綿。
※詳しく知りたい方はWORKERSのサイト原綿へ

そして糸。
※詳しく知りたい方はWORKERSのサイト紡績へ

染め。
※詳しく知りたい方はWORKERSのサイト染色へ





リンク先も読んでくれた方はわかると思いますが、ここまできてやっと生地です。笑

ここまでやってるんです。



完成した生地は防縮加工や毛羽を取り去る毛焼きは行わないキバタデニム。
洗うと縮みねじれるのが特徴。
ただ、出荷の前にはワンウォッシュ・乾燥機にかけてできる限り縮めてから送り出します。
※詳しく知りたい方はWORKERSのサイト織布へ






そしてここからがデニムのディティールです。








フロントはごく普通のジーンズらしいデザイン。場所ごとに糸の太さや目数、表から縫うか・裏から縫うか、といった部分は気を付けて仕様を起こしています。








フロントボタンは今回新たに作った二本針仕様。ビンテージをYKKさんに渡してめっき、刻印の入り方をできる限りクラシックな風合いにしてもらっています。











打ち抜きリベット。これも、表・裏、両面に刻印が入り、できる限りあっさり細めに刻印を入れています。

コインポケット口は生地の耳を使っています。あえて、耳が見えない左右の折り方にしています。











小タックボタンも二本爪。文字と星の下、梨地とでもいうのでしょうか、ざらざらした細かな柄を入れてもらいました。

持ち出し抑えのステッチがとても太いのも特徴。力がかかる部分の糸は太く、それが完成した時には全体的に立体感のある雰囲気を醸し出します。

ワークウェアでも良く言う、本来は機能であったり、生産性を高めたりといった仕様が結果デザインとして我々が感じる。ジーンズらしさを感じるには、こういった細かな仕様の積み重ねが大事だと私は思います。









帯付け、帯先まで環縫い。これが簡単そうで実に難しい。どうしても、帯が先に出て行ってしまって身頃と大きな段差ができる、良く言う「下駄をはく」といった状態になりやすいのです。自分でも、昔、なかなか縫えなくて何回も練習しました。

何回もやるうちに力のかけ方、そもそも帯付けミシンの金具をつける部分の形状や前引きを一瞬上げるタイミング。また、いろいろな工場ごとにミシンややり方を見せてもらって自分でも何とか縫えるようになったのが思い出深い部分です。












場所によりステッチの太さ・目数を変えているのが良くわかる部分。

生地のハギ合わせで力のかかる部分、ヨークの上糸は少し太めにしています。












と、完成したデニムはとにかくベーシックです。
それが大事ですよね。
一見、至って普通のジーンズですが、結局欲しいのはコレ。10年、長い間ずっと履ける。
突飛なデザインの物は10年後も履いているかというと微妙ですよね。




安いが正義!の時代はもう天井打ったか、もしくは数年以内だと思っていて、

これからどんな時代が来るかはわからないですが。笑

良い物、納得出来る物を適正な価格で、長く、愛着を持って身につける時代が来ると思うんだよな〜。





一見普通だけど、拘り満載。これぞ魂こもってます。




素材 13.75オンス・コットン100%・右綾デニム 未防縮
付属:オリジナルボタン・銅リベット
縫製:総綿糸・6番〜30番使用



ワンウォッシュの状態での着用写真。


workers,802
workers,802
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そして着用1年。
左が新品の状態。右が僕が約1年程履いた物です。


workers - 802




Workers,802

Workers,802

Workers,802

Workers,802

Workers,802

Workers,802

Workers,802

Workers,802

Workers,802

Workers,802





洗濯はボタンを閉じて表向き。
そうすることでその部分のアタリが付き、全体もしっかり色落ちします。
洗剤もデニム用洗剤ではなく、普通にドラッグストアやスーパーに売ってるものを使用してます。

乾燥機は使わず、天日干し。



頻度はだいたい5回ぐらい履いたら洗う感じですかね。
毎日穿ける人は一週間に一回。平日はスーツで穿けるのは土日だけって方は月1〜2回で良いのではないでしょうか。
ただ、回数はあくまで目安で、汚れたら洗うみたいな感覚で良いと思います。





比べると結構薄く青くなってますね!ヒゲも段々と濃くなってきました。


色んなコーディネートを考えた時に、デニムがなくては始まらないですよね。

着用や洗濯で変化を見られ、愛着が増してくる物ですから納得のいく物を所有することをオススメします。

皆様もこの機会にデニムを新調して穿き込んでみるのはいかがでしょうか?





最後に、以下が舘野さん談


米国のアプランド綿を使ったデニム。アプランド綿は極めてベーシックな綿。
繊維長で約27.8-28.6ミリ程度。同じ米綿でもスーピマ綿が36.2ミリ程度の超長綿と比較すればその長さの違いは明らかです。

綿も品種改良が進み、一般的に50年前の綿と比べても数ミリ程度、繊維相場の基準繊維長も長くなっています。
一方で、農作物はいくら品種改良をしようとも品質はその環境に大きく左右されるとも言われます。
その為、今回はベーシック中のベーシックを極める為、米国アプランド綿を選びました。


これを日本に輸入し、ビンテージジーンズに見られるムラ糸の形状をスキャンし糸形状を決めます。
これもあまり強すぎないムラにコントロールしています。
完成した糸をロープ染色。下染め・後染め無しのピュアインディゴ染色。
当然、糸を染めるには「何番」とか、その色番号やスペックがあるのですが、やはり綿自体によっても微妙に仕上がりの色が違います。


今回、比較的赤みが少なく青みが強く出ているのが色の特徴。
さらに、織布はミミ付の力織機。ローテンションで織ることで、ふっくらとした風合いになり、糸、さらには綿本来が持つキャラクターを消さないようにしています。
完成した生地は防縮加工や毛羽を取り去る毛焼きは行わないキバタデニム。
洗うと縮みねじれるのが特徴。
ただ、出荷の前にはワンウォッシュ・乾燥機にかけてできる限り縮めてから送り出します。


パターンはストレートとスリムテーパードの二型。
縫製はすべて綿糸。
脇の割、左右の身頃を合わせる通称「小股」、ヨーク、帯付けは太番手の糸を使っています。
綿糸で強度を出すための仕様ですが、これが結果としてセルビッジのデコボコとしたアタリ、ヨークの強いパッカリングを生んでくれています。

今回、0から生地を作りジーンズを作るため心がけたのが「ベーシックであること」。
綿はよりクラシックな雰囲気を醸し出すため、ペルーやインドなど、米綿以外を混ぜる方法もあります。
インディゴ染めにしても下染めでピュアインディゴとは違う味わいを作り出す方法もあるのですがそれらを行わず、米綿・ピュアインディゴにこだわりました。結果、出来上がった色味は青が強く私のイメージ通りになっています。





Workers K&T H MFG Co.
岡山を拠点にし、主にアメリカ物ワークアイテムを紹介しているブランドです。
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
生地やパーツにこだわり抜いた商品ながら非常にコストパフォーマンスの高いアイテムが特徴です。

そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。

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