仙台のセレクトショップ TRUNK

Workers(K&T H MFG Co.)
N-2 Parka Mod,Light Weight Cotton Ventile, Khaki wk01

33,000円(税込36,300円)

定価 33,000円(税込36,300円)

今期の新作。デザインソースはご存じ、USN・俗に「レインパーカー」と呼ばれるフロントが編み上げのパーカーと、13スターボタンのついたWet Weather Parka。(そういう意味ではN-2って名前は若干違うのですが)

オリジナルはかぶりで前開きがありません。古着好きな方なら、安いしかっこいいし一度はオリジナルを着たことがあるのでは?私も15年ほど前、大雨の日にかっこつけて仕事で着ていましたが、ゴム引き生地の強烈な匂いに午前中でギブアップ。 さらに、ロッカーに入れていたらカビた苦い経験があります。

フロント編み上げのデザインは活かし、前にファスナー開きをつける。そして素材はコットンベンタイル。ここまでは、数年前にアイデアができていました。が・・・型紙が出来なかったのです。やってもやっても、どうやってフードをつけるか、左右非対称型なのでポケットが入らない、ファスナーの長さが合わない。オリジナルのフロントについている、切り替えマチをどうやって左右非対称型に落とし込むか、等など・・・ちょっと文章で表現するのは不可能なぐらい難しかったので、細かい話は展示会で。

物としての機能性はRAF PARKA と同じく、一重の軽い撥水パーカー。型紙はRAF PARKA よりさらにゆったり目。フロントのファスナーがYKK・滑りがとても良いビスロンのダブルファスナーなので上げ下げにストレス無し。ファスナー がフードまで上がっているので顎まわりまでカバー。ただ、顎をカバーするのにゆとりが必要なので本来はフロントのマチ状の三角形が必要なのです。これを切り替えではなく左身頃側に入れたのがポイント。平らに置くとわかりますが、左身頃の編み上げ部分がかなり横方向大きくできています。これを、紐で適度に絞ると左右対称の形になります。





USNのN-2と呼ばれるパーカー、また他にも13スターボタンでWet Weather Parka(おそらくARMY?)のあのあたりの古着が元ネタ。それに何とかして開きを付けたデザイン。
特徴的なフロント編み上げはそのまま残し、パターン自体も編み上げ部分にゆとりがあります。







フードに通したスピンドル。おなじみのロープ状にくくり、調節の豚鼻。参考にしたオリジナルはただ紐が通っているだけで、「あとは結ぶなり何とかしろ!」だったのですが、さすがにそれでは・・・ということで調節をつけました。






先ほどとは逆に、オリジナルの雰囲気をそのまま活かしたのがフロント。当初はここにもアジャスターをつけてみたり、ゴム紐にしてみたりしたのですが、何をどうしても雰囲気が合わない。そこで最終的に、伸縮性のない紐を使い、調整は左右を結んでもらう仕様にしています。










腰ポケットはデザイン優先であまり機能性はありません。手が入る程度。でも裏から見てもきれいに仕上がっています。このアウターを縫っている工場さんはこのあたりがきれい!最近、「あの工場さん紹介して」とか「どういう設備でやってるの?」と聞かれるのですが、正直、設備らしい設備は無いです。
とにかく、ゆっくり、丁寧に!ありがたい反面、経営的には大丈夫か心配になる部分もあるのですが。でも、他のシャツの工場さんも言われていたのですが

「そもそもきれいに縫えれば、じゃあもう少しラフに縫ってもらいは対応できる可能性はある。でも、ラフ(しかできない)工場だと、綺麗に縫うのは絶対に出来ない」
これはその通りだと思います。逆に、ある程度ミシンの速度上げて、運針も大きめ、ガシガシ縫う良さもあります。20世紀中ごろ以降のジーンズなんかはまさに後者です。


最終的に「こうしたい」というイメージを企画する人間が明確に持ち、その製品の仕上がりにあった工場に依頼する。さらに、その工場の強みを生かしつつ「ここはあえてこうしたい」とかあれば伝える。要するに「言わないでもそう上がる部分は言わない。あえて言わないと絶対に出来ない部分はきちっと繰り返し伝える」なのです。

私も、昔は1から10までなんでも伝えなくては!と思い、結果、どこが勘所なのか私も・工場さんもわからなく、仕上がりが「きっちり縫えてるんだけど、イメージと違う」とかありました。それが今は「この工場はこういうキャラクターだ」というのをつかめたので、だいぶ、指示にも加減ができるようになってきました。そうすると、上がりのイメージが想像とかなり近い物ができるようになってくるのです。想像と近い物ができたからと言って、それが売れるとは限らないのは、また別の話であるのですが。








フロントはダブルジップ。世界のYKK、ビスロンファスナーで滑りは最高です。








撥水性のあるベンタイル、写真のようなぼちょっとした水はかなりはじきます。逆に、霧雨系は弱いです。









袖口のボタン調節。1枚のところにボタンを打ちたくないので裏に力布を噛ませています。





素材
5.1オンス・コットン100%・平織りライトウェイトベンタイル

附属
ビスロンファスナー

縫製 総スパン糸

SIZE CHART 
サイズ S M L XL
バスト 51.0 55.0 60.0 65.0
ユキ丈(肩幅/2+袖丈) 86.0 87.0 88.0 90.0
着丈 73.0 73.0 75.0 75.0
袖口幅 15.5


Workers K&T H MFG Co.
岡山を拠点にし、主にアメリカ物ワークアイテムを紹介しているブランドです。
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
生地やパーツにこだわり抜いた商品ながら非常にコストパフォーマンスの高いアイテムが特徴です。

そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。

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